再(再?)補修のお車
- ueharacb
- 10月20日
- 読了時間: 2分
本日はも朝イチから塗装を行いました。
曇っており湿度が高く水性塗料を使う弊社としては
塗料の乾きが遅く時間がかかる作業になりました。
また、本車両は弊社ではない別の工場で何度か補修を行っていたようです。
今回の補修個所も過去に作業した形跡が見えました。

事前に車両の回り全部を修理しているとは聞いていましたが、あまりきれいに補修されていないようでした。
そんな場所を再修理していきます。
今回の車両は前後ドアが再塗装されているようでした。
この場合、凹みを元に戻す作業は通常と変わらないのですが、
塗装となると、なかなか難しいんです。
① メーカーで塗装した色と他社で行った再塗装で色が微妙に違うため、
弊社の使う塗料で再現しにくい
② シルバーカラーはひどい場合はメタル感(キラキラ感)が部分的に違うことがある
③ そもそも前回の塗装がうまくできていない(ゴミがついたまま・縞々になってる)
④ 前後ドアで色が微妙に違っている
などなどでしょうか。
調色は前後ドアで微妙に違ったため中間あたりを狙って作成し、
通常より倍以上の範囲を使ってボカシて作業しました。
※ボカシとは作成した色と元のボディーカラーの間にグラデーションをつくり、
色の差異を目立たなくさせる技のこと

なかなか難しかったですが、
うまく塗装できたと思います。
乾燥させたのち、屋外に出して塗装部分を
チェックし、問題なければ作業を進めます。
通常1時間もあれば終わるのですが、今回は2時間弱もかかってしまいました。
いや~疲れましたが、きれいに塗装できるとと気持ちがいいです!
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